≪アニメグッズは手間が大きすぎる!≫

オタク大国日本を代表する産業ともいえる立場になりつつあるアニメや漫画。「ジャパニメーション」なんていう造語までつくられるほど、全世界規模で人気を集めています。
そういった作品に関するアニメグッズの市場もまた年々拡大し続けており、今では決して無視できないレベルまで成長しました。ならばそこを突いて儲けを引き出そう、と考えるのは当然の流れでしょう。
しかし、アニメグッズをネットオークションでやりとりするのはあまりおススメできません。確かにそれらのグッズは高値がつきやすいので、うまく売ることができれば儲けが出るでしょう。しかしそれを含めてもアニメグッズの販売は手間がかかり、その手間は高い売却価格が霞んでしまうほど膨大なものなのです。

≪高値がつくのは限定品ですが……≫

アニメグッズは人気が高いといっても、どんな作品のどんなグッズを売っても儲けが出るというものではありません。
基本的に高値で取引されるのは、人気のある作品の数が限られている限定品です。人気という需要が高く、生産数という供給が少ないのですから、高値がつくのはある意味当然ですね。
しかし、こういった人気作品の限定品はそもそも入手が困難です。公式サイトや通販サイトの予約は解禁次第あっという間になくなりますし、イベント会場の販売コーナーでは毎回長蛇の列がつくられています。
こういった高難易度を乗り越える手間を踏まえると、アニメグッズのオークション販売は決して楽に儲けが出るものではありません。

≪それでもネットオークションに流れているのはなぜ?≫

しかし、これだけの高難易度を誇っていながら、ネットオークションには高値で限定アニメグッズが並んでいます。これらを販売している方々はどうやって限定品を入手したのでしょう?
そこで用いられているのは、犯罪に近い悪質な行為です。限定アニメグッズを販売している出品者を確認してみてください。同一人物が大量にグッズを販売していませんか? そういった人物は「転売屋」と呼ばれている業者です。
彼らはホームレスの方にお金を与えて列に並ばせる、すでに並んでいる人たちを騙して自分の分を購入させる、など悪質な犯罪行為をはたらくことで、高価な限定アニメグッズを大量に入手しているのです。
逆にいえば、こういった非合法的な手段を用いなければ、限定アニメグッズで儲けを出すことはできない、ということです。法に触れてもよいことはありません。素直に諦めましょう。

≪公式でも対策が進んでいます≫

悪質な転売屋の被害が数多く報告されているため、アニメグッズを販売する公式側でも転売屋対策が進められています。生産数を予約数に合わせて調整することで、予約さえすれば漏れなく手に入れられるように工夫したり、あっという間に売り切れた人気商品は追加で生産したり、転売屋が儲けを出せず、そしてアニメファンが正常に入手できる環境を整えているのです。
このような状態では、限定アニメグッズの販売で儲けを出すのはますます難しくなっていく一方でしょう。そもそも周囲もあまり良い目では見られない儲け方です。逆風が吹くばかりですので、もっと別の市場を探すほうが健全といえるでしょう。